死ぬかと思う瞬間

emu-maharis2006-09-20

震える手でキッチンの棚の塩壺に手を延ばし やっとの思いで塩を舐めた。そこで力尽きる。


いつの頃から年に一回づつ程だが こうして気を失う。初めて こうなったのは、高校生の時 登校途中の電車の中だった。救急車で病院に運ばれると 何故か盲腸と診断され 気がついたときは 右腹に大きな縫い跡ができていた。次は、親に内緒で今の夫とお泊りに行った晩のことだった。そんなこんなで夫は散々だったろう。


初期の症状は、吐き気と腹痛。前身から 冷や汗がぼたぼたと流れ落ち、やがて耳が聞こえなくなり 頭の中が靄に覆われ真っ白になる。病名は、不明。大抵気絶するだけで 死ぬ事は無い。(今でもちゃんと生きてるからね;笑)でも 断末魔で ぐぅの音もでない中 このまんま死ぬんだろうか?死ぬんだな・・・死ぬわと考えながら気絶する。


お医者様は、脳波を見たいと 症状が現れたら 直ちに救急車で病院にきなさいと言うが、実際 声を出す事すらできないし 手指から力が抜けて麻痺したようになる。従って誰も呼べず 救急の電話をかける事など不可能。今回も二階のベッドでは子供たちが寝ていたが 呼ぶことすらできなかった。


数年前から 自力で回復する方法を編み出した。


レシピ
水コップ一杯
塩少々
砂糖少々

夕べは 塩をなめ 砂糖は 棚の上部にしまってあるので諦め それから蛇口を開こうとした時 力尽きた模様。


気絶の原因は、つかめないが 体内の水分が極端に減少していることは確か。上記の水をがぶがぶ飲む。今のところ応急処置はこれしかない。気絶したまま運ばれると点滴の針が 腕に刺さっている。。将来いつかは 訪れる自分の死に方を予測すると やはり水分不足でカラカラになって死を迎える気がする。やっぱりあたしは水不足。