album "ENERGY'(迷宮のレプリカント）もうひとつの思い出

今日（2007、5、3）二階のクローゼットを整理していたら　思いがけなく　エナジーのCDが出てきた。それは、アイルトン・セナのビデオテープの詰まったダンボールの中からだった。生前、セナが活躍していた頃　何度も見直したり編集をした沢山のビデオテープ。亡くなった時　封印を決めた箱にエナジーのCDも一緒に葬ったのだろう。あの時代、キムタクは、ロングバケーションの中で　瀬名（セナ）という役を演じ　誰もが貴公子セナに夢中だった。迷宮のレプリカントは、映画ブレードランナーの影響を強く受けたとASKA本人が何かで書いていたのを読んだ。ブレードランナーをこよなく愛する私には　嬉しい一曲だったが　迷宮のレプリカントを初めて聴いたとき　なぜかセナを思い浮かべた。唸りをあげてコースを疾走するFⅠの狭いシートに挟まれながら　ハンドルを握るセナは、迷宮のレプリカントの詩にあるような気持ちになるのではないかとふと思った。私は、迷宮のレプリカントで　もう一本ビデをつくったことを思い出した。セナがカーブに突入する瞬間をスローで送り「迷宮」の曲を重ねた。まさか　こんなことが起こるとは、おもってもみなかった。

今日のレースは　出たくないと　恋人にそう言い残し　彼はその日、事故で死んだ。

たとえば僕は　誰かの夢で造られた人　幻人　時間の運命

僕が死んだら　もしも死んだら　誰かの夢が朝になった　

そう思えば良い。（迷宮のレプリカントから一部抜粋）
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セナは自分の死を予感していたのだ。

ユーミンは、友人だったセナの死を嘆き　辛い悲しみから逃れるようにハローマイフレンドを書き上げたと新聞で読んだ。

悲しくて悲しくて　君の事想うよ
もう二度と　会えなくても　友達と呼ばせて。。。
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