電車男

先ほどから睡魔が憑依してる。横になったら眠ってしまいそうなので日記を書きにきた。

これといって面白い話もないけれど　夕べ民放のTVで観た「電車男」なる映画。これって泣かせる映画なの？それとも　所謂「オタク」って人たちを嘲笑するためのものなの？いづれにしても　アタシは、素直に感動してしまった。

日本の２チャンネルの書き込み（実話）から火がつき本になり映画化された逆シンデレラ物語？一年くらい前に今は亡きMIXでも　話題になっていたようだけど、電車のゲームの桃太郎伝説とかが題材だと勝手に思い込んんでいた。

運悪く最初の部分を見逃してしまったので、ラストシーンから推測するに　二人の出会いは、電車の中で酔っ払いに絡まれているヒロインを助けた・・・。かな？オタクの人（電車男）が、恋を知り　オタクからの脱皮と慣れない恋愛に翻弄されながら　２チャンネルの仲間たちの応援のもと　ヒロインの豪邸に招かれたり　デートしたり　とんとん拍子に駒を進めていく。

ところが、終盤、大ドンデンガエシ。パソコンを一緒に選んで欲しいと言い残し海外に出張したヒロインは、日本に戻った直後から電車男に急につれなくする。ヒロインのためにPCのカタログに貼り付けた手書きのメモが悲しい。

思い立ったようにヒロインの豪邸を訪ねると　パソコンを買いに出かけたと家族に告げられる。土砂降りの雨の中、傘も差さず　電気店街でヒロインを探し回るうちに　ブランドのジャケットはドロドロ、転んだ拍子に　コンタクトレンズまで落とし、見る影もなく魔法はとけてしまい　あっという間に元のオタク君に舞い戻ってしまう。

そこにヒロインが登場。メッキがはがれてしまった電車男君は、

「はじめから　わかっていた気がする。つりあわないって事、無理だったんだよ。」と　言い訳とも諦めともつかぬ言葉を涙混じりに吐き出す。

ヒロインは、そんな哀れな電車男君の頬を両手で大切そうに包むと　やおら唇にキッスをする。

と、まぁこんな感じのところで　ドドドっと涙が出た。あたしは　電車男君と被る。好きな人のためだと　パワーがみなぎり普段やれない事まで　やってのけてしまう。面倒と思っている事も　楽しかったりする。そして　電車女ちゃんは　あたしの周囲に大勢いる。（笑

大手企業の美人セレブOLとオタク君の恋。。恋愛には、国境も年齢も性別もないのだ。かな・・・・？