CHAGE&ASKA DOUBLE 2007年3月30日 コンサートツアー

DOUBLE

DOUBLE

夕べのCHAGEASKAのコンサート、昼ごろに雨は上がったが アクシデントでもあったのか 春の嵐が吹き荒れる中 動かない長蛇の列の最後尾に並ぶこと30分、風が冷たく 薄手のコート一枚では、少々堪えた。それでも 席に座るや否や 冷え切った身体がとたんに火照るほどの会場の熱気を感じた。コンサート会場をスケールダウンしたせいか 久しぶりに飛鳥を身近に感じることが出来た。長い事 横浜アリーナばかりで 豆粒の飛鳥か モニターに映る飛鳥しか 見ることが出来なかったファンとしては、この目で直に見れる事は 幸運だった。DOUBLEのCD、購入していたにも関らず 忙しかったので ゆっくり鑑賞する暇もなく 従って予習なしで コンサートに挑む。案の定。。アルバムの収録曲を歌いだすと 知らない曲が多い。なんだか 申し訳なく思った。


コンサートで知らない曲を耳にすると言うのは、今まであまりなかった事だったが、心に焼きついたフレーズがあった。イントロのイメージは、午後の日差しの中で いれたての珈琲の香りと風に揺るカーテン。。。この曲、「好きかも」の予感。


♪優しい人と居ると優しくなる
君が意地悪になるワケだ♪


こんな反省のような 男の心の呟きから 始まる歌詞。その後に こんな風に続く。


♪言葉は 心の中 写すから
君を 優しくさせなきゃ♪


優しく過ぎる時間には、男をこんな気持ちにさせるのかもしれない。


タイトル惜しい。。「地球生まれの宇宙人」 座布団一枚!コンサート中盤で 飛鳥 「熱い想い」を熱唱。PCにも 入っていない、CDラックをごそごそと物色しないと 聞くことの出来ない古い一曲だが この年齢に達したからこそ 伝わるものもある。

うたまっぷ 「熱い想い」

足腰が立たなくなっても この目の黒いうちは、欠かさずコンサートに行こうと誓ったワケがある。私の席の前列にお座りになられていたセレブ漂うお洒落なご婦人は、見たところ80歳近いご年齢、途中 動かなくなった。具合でも悪くなったのかと思っていると 私の横の これもまた70近いかなと思える上品なご婦人が、おもむろにバックの中から キャンディーをひとつ取りだすと 前の席でぐったりと動かなくなったご婦人に 差し上げていた。会話は、聞こえなかったが 素敵な光景だった。袖擦れ合うも他生の縁。


雷のなる中 仕事場に向い 化粧がハゲ落ちぼろぼろになりながらギリでついた会場で 強風吹きすさぶ中30分待ち、色々あったが 友達との三年ぶりの再会、日清製粉からのお土産まで頂き CHAGEASKA DOUBLE 2007/3/30コンサートツアーは、無事幕を下ろした。行ってよかった。