母娘 ≒ 嫁姑 （甘い？）

今日は、息子Ａの彼女のお誕生日。台湾に出かける直前　初めて知った。何か喜んでくれるものはないかなと探してみたが　彼女がグッときそうなプレゼントは、見当たらなかった。帰国後、旅行の後始末をしていると　息子Ａがやってきてバックの中の化粧品の瓶をつまみ

「この顔に塗るヤツって　ＣＭでやってる女優肌ってアレ？」なんて訊く。（顔に塗るやつだって笑）

新しいもの好きの私は、エクスボーテのファンデーションを前から使用していたが　最近ＴＶでＣＭが流れている事自体知らずに居た。コスメなんかに興味あるの？と聞き返す間も無く、ちょうどＴＶから　マードレックス（エクスボーテ）のＣＭが流れた。ＴＶを指差して「これの事？」と息子の方を見やると　瓶の裏の成分表を読んでいる様子。更に値段まで確認したのか　

「○○ちゃん　これ欲しがってたわ。こんな量で　こんな高いんだ！！」

男の価値観なんてこんなもの。実際、成分や仕上がりを考えれば　高価な部類には入らないし　非常に長持ちする分却ってお得よ。なんて話したところで　訊く耳は持たない。

と･･そのとき息子Ｂが　ポストから取り忘れた夕刊と郵便物を持って帰り　良すぎるタイミングに驚く。郵便物の中に、マードレックスからの会報誌が混ざっていた。キャンペーン中につき　バックのおまけもついている。プレゼントは　これに決まり！とばかりに　急いでネットで注文した。

いつも思う。娘がいたら　お洋服やら化粧品やら海外旅行やら一緒に共有できる楽しみを味わえただろうに・・・。母は、定年間際まで　お仕事をしていたが私が小さな頃は、土曜の夜から日曜に一晩かけて　お洋服を縫ってくれた。大きくなっても　母のお給料日には、必ず待ち合わせをして　ショッピングに出かけた。自分自身も楽しかったが　母もきっと　そうする事が嬉しかったのだろうと思う。

男の子は　生まれながらにナイトの精神を持っている。母親のためにあらゆる場面で力になる。だから男の子しか産めなかったと言葉にするのは、贅沢だ。だけどやっぱり　娘は、欲しかった。将来、運良くお嫁ちゃんがきたら　私のささやかな夢、現実になるかな？