台北旅行奇

emu-maharis2006-11-13

三泊四日のスケジュール、旅慣れないアタシにには、少々キツメの予感があったけれど何とか無事クリア。中正記念堂では、蒋介石の超巨大銅像と記念写真も撮れたし 故宮博物院の沢山の宝物もじっくり眺めてきました。金運アップの龍山寺でお参りをし九份の天空で高級茶の頂き方やお作法も学び 台北夜市で夜遊びも出来ちゃいました。大忙しの旅の割には、疲労感もなく多少の寝不足気味も今日一日ですっかり回復。


台北市内は、バスとバイクと山吹色のTAXIで溢れかえってた。交差点では、車の脇をスイスイかわすバイクの群れが四方八方から押し寄せ瞬く間に交差点を占拠。親子4人を乗せたバイクが疾走する光景は、まるで曲芸。夜市に向かうTAXIに乗っていると脇をすり抜けるバイクに接触寸前。ヒヤッとさせられたが運転手さんは 我関せずとばかり全く動じる様子もなく苛つく気配もなし。慣れってすごい。


国立故宮博物院

http://www.tabitabi-taipei.com/youyou/200605/exhibition/index.html
突然土砂降りの雨に見舞われる。撮影禁止なので外観だけ。チョット残念!
中正記念堂
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%AD%A3%E8%A8%98%E5%BF%B5%E5%A0%82
蒋介石

龍山寺

http://www.taipeitravel.net/B/b0101.asp?pcode=3&indexId=77&uid=2809
道教と仏教が混在した多神教のお寺



到着当日、現地時間pm8:00、ホテルに荷物を置き 着の身着のままで士林(shirin)夜市にタクシーで向かう。友達の一人が中国語を少し喋れるので 彼女にピトっと張り付いて離れないように心がけたが流石典型的B型。突然消える。異国の地で持っていった携帯も使えず・・・・心細いったらありゃしないじゃん。三泊四日の旅の間 彼女を4回ほど見失った。。ところで 耳に蝋燭立てて何してるの?


街には、「ひらがな」が見当たらないだけで一見日本とそう変わらない。スタバもあればセブンイレブンもあり。だけど台湾の朝は早く 早朝食べ物屋の屋台が歩道のあちらこちらで営業を始める。小麦粉の焼ける香ばしい匂いに誘われるように朝から あれこれと買い込みホテルの部屋で早い朝食。いくらでも入っちゃう。考えてみると 朝となく昼となく常に食べていたような気がする。お蔭ですっかり体重オーバー。一般的な食品に関してだけ云えばお値段は、非常にリーズナブル。スタバもどきの珈琲一杯、55元。10元が 現在のレートで38円程度。


二日目市内観光のあと自力で九份に出かける。昼過ぎに最寄のバス停から揺られ揺られて一時間。漸く着いた九份で、デザイナーで陶芸家の経営する九份茶房を目指した。町並みは、噂どおりのノスタルジックさ。口で説明するのもなんなんで写真見てね。


九份茶房
山あいに石段がぬうように続く九份の町並み 風情なる家屋が軒を並べ不思議なノスタルジーを感じる。清朝末期、金鉱の町として栄え土地の不便さにも関わらず 当時まだ珍しい映画館まである歓楽街だった九份。九份茶房は、この町の中心点にあたり 風水的に良い場所だといわれている。家屋は100年前のもので屋根は黒瓦 壁は50センチにも及び 窓の格子は日本製。窓枠や扉には、桧が使われ 塗装を施している。元々は、金採屈時代、統率者として慕われていた翁山英氏住まいであった。その後金鉱の閉鎖とともに この家屋もひっそりと眠りについたが1991年茶房の現主人 洪志勝氏がこの建物に強く魅せられ自らが想い憧れる空間を作り上げた。(経営者は、日本人の陶芸家とお聞きしたけれど・・・ハテナ?勘違い多数含む)


九分(フォントがない)茶房から臨む

九分茶房1

九分茶房2

九分茶房3

千と千尋の神隠し ほらね♪


アタシは、こんな所で暮らしてみたくなった。のんびりと過ごせる癒しの隠れ家。ため息が出るほど素敵なの。でも階段の上り下りさえなければの話。家にたどり着くには 日が暮れる。(笑)