運命 ジャジャジャジャーン♪

emu-maharis2006-10-04

昨日は、仕事のあと 会社の傍のイタリアンレストランで待ち合わせした。前にランチで一度立ち寄ったときに食べたランチパスタが とても美味しかった。家庭的な雰囲気で 家のダイニングテーブルを囲んでいるような錯覚を起こすほど、リラックスできる。


待ち合わせは、6時。あたしは、6時前に店に着いた。横浜のド田舎にある場末の店、お味は良くても こんな時間、店内は 閑散としている。コースを頼んで お茶を飲んでいると常連さんらしき若メの女性二人組みが、やってきて賑やかしくシェフに挨拶をしテーブルについた。


聞き耳を立てるわけではないが、暇に任して ついお話の内容に耳を澄ましてしまった。


「この人ね、子供運がないわ。出世欲も無いみたい。」


アタシに背を向けている方は、占い師のようだ。食事を取りながらのクライアントの質問は、まるで機関銃のよう。矢継ぎ早の質問に占い師は、食べる暇なし。自分の未来は、誰でも出来るだけ沢山聞きたいものだ。まして これから人生を共に歩いていく可能性のある恋人の性格やこれからの成り行きは、自分のこと以上に知りたいものだ。


「あなた自身の結婚運はね、とても良いわよ。子供にも恵まれる。仕事運はね、上を目指さなければ そこそこ、貴方は家庭の中で・・・」ウンタラカンタラ。


クライアントは、一旦言葉をとめ 占い師に突っ込む。


「彼に出世欲がなくて子供運も無いなら 私は、彼と結婚して幸せになれるのでしょうか?」


この質問に占い師が どう切り返すかが問題。w


「あなたは、小さな幸せを大切にする人だから。」


「そーなんですかぁ。出世欲ないのかぁ・・・・」


クライアントの女性の考えている事が手に取るようにわかっちゃうだけじゃなく 小さい幸せで満足するタイプとは、思えない。w 女は、所詮欲深い。苦労するくらいなら 他のを探そうって魂胆かしら?


案の定 仰いました。


「二月までに 私にぴったりの他の人が現れるかもしれませんね!だって私の結婚運と彼のは、違いすぎです。」


チャンチャン


本日の前菜は、鴨のカルパッチョ、パスタは ゴルゴンゾーラと生クリーム和え。結構なお手前でした。オナカイッパーイ。



ワインをすこし頂いて ほろ酔いでの帰り道・・・宣託や占いで人の人生を変えてしまう事の恐ろしさを 今更ながら感じてしまった。断っておくけど この占い結果で 人生が大きく変化するのは、近いうち豆鉄砲(鳩に豆鉄砲)を食らうだろう運命の クライアントの彼に他なりません。