2007-01-05から1日間の記事一覧

日本経済新聞1・4夕刊引用

短歌史では、恋の歌が重要な位置を占めていた。「百人一首」では、43首もの恋の歌がある。勅撰集は、原則として四分の一が恋の歌だった。与謝野晶子『みだれ髪』の恋歌が近代短歌史の実質的な出発点になったことは ご存知の通りである。 戦後短歌史もまた…

始まりは恋の歌

日本経済新聞1月4日付けの夕刊に 早稲田大学教授 佐々木幸綱さんが 「始まりは恋の歌」と題した短歌史を代表する五首を紹介していた。最近 友人が短歌を書いている。読むたびにため息ひとつ涙がふたつ、やはりそこには、切ない恋の思いのたけ綴られている…